ぼんやりスズメの備忘録

機嫌よく暮らしたいものです50代。お疲れぎみの食卓を少しだけ楽ちんにするブログです。

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70代で一戸建てからマンションへ住み替えをした両親。10年後の今、思うこと。

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ぼんやりスズメです。

 

朝、マンションの下の階に住むマダムと、共有玄関ドア前でお会いしました。

マダムは80代半ば。一人暮らしをされています。

 

私はゴミ出しをするためにマンション内から外に出るところ。

マダムはゴミ出しを終え、マンション内に入ろうとしていたタイミング。

ドアが開き、私が外に出たタイミングでマダムに言われました。

 

「ああ、あなたが出てきてくれて良かった。番号、すぐ忘れちゃうのよ。 

そんなことになったら入れなくなっちゃうでしょ。この歳になると大変」。

 

外からマンションに入るには入口脇の装置に暗証番号を入力しないとドアが開きません。

自宅の鍵を装置に触れて開ける、という方法もあるのですが、ちょっとしたゴミ出しなどは、鍵を持って出ることも忘れてしまいがちなのだとか。

マダム曰く、だからマンションの出入りの際は緊張感を伴う、とのことでした。

 

言い方にはちょっとしたユーモアも感じられ、深刻に困っている感じではなかったものの、その言葉はきっと本心だと感じました。

 

連鎖反応的に両親の暮らしぶりのことが気になってきました。

そういえば、両親とは体調の話はよくしますが、住まいについてきちんと聞いたことがありませんでした。

 

両親は、今から10年前、30年以上住み慣れた戸建て住宅から住み替えをしました。

まもなく父75歳、母70歳になる、というタイミングで、初のマンション暮らしをスタートさせました。

 

10年経った今。

70歳で住み替えをしたことを、どう思っているのか。

70歳からのマンション暮らしをどう感じているのか。

先日、母に会ったので、あらためて聞いてみました。

 

長くなってしまったので、2回に分けさせていただきます。

今回は、「70歳で住み替えをしたことをどう思っているのか?」という質問に対して、母がどう答えたのかを書き留めてみました。

両親が70代で住み替えをしようとした理由

自宅の管理がおっくうになってきた

庭の手入れ、家屋のメンテナンスなど自宅の美観を維持すること。

外出時の戸締まりなど、防犯上の注意を必要とすること。

それらに対して、肉体的・精神的に負担に感じるようになってきたことが、これからのことを考えるきっかけになったそうです。

 

「町内会」や「班」で果たさなくてはならない役割が重荷になってきた。

住んでいたところは郊外の住宅街。町内会があり、持ち回りで役員活動もありました。

中でも母にとっての一番の重荷が、順番にまわってくるゴミ集積所の掃除当番だったようです。

また、自宅前の街路樹から落ちる大量の葉や、通りがかりの犬や猫のフン掃除などにも悩まされていました。

 

老後も2人で暮らすことを考えていました

  • 子どもは娘がふたり。
  • 基本的に、娘のどちらかと同居をしようという考えをもっていない。
  • 娘達のライフスタイルを見ても、親の家を残すことを考えなくてよさそう。

であるならば、自分たちが動けるうちに家を整理して、2人で暮らすにちょうど良い生活へと移行したい、と考えたそうです。

 

終のすみかとしては、管理組合によって修繕・保全がコントロールされるマンションがベストであろう。

 

そんなふうに考え、60代半ばあたりから、住み替えを実行にうつすタイミングを計っていたそうです。

 

住み替えするなら、元気が残っている今が最後のチャンス

父よりも母のほうが自分たちの老後について冷静に考えていたように思います。

母が住み替えを決断し、具体的に動き出したのは60代後半あたり。

 

自分たちの元気が残っている今が、最後のチャンスだ、と思った、と言ってました。

 

ちなみに、その頃の両親は自分たちで全て考え、決め、行動をしていました。

私や妹は住み替えの計画を聞いてはいましたが、相談というより、事後報告というような感じでした。

この決断に関して私が関わったのは、断捨離と引っ越しの手伝いくらいです。

70歳で住み替えをしたことを、今はどう思っているのか?

80歳になった母に聞いてみました。

この10年で足腰が弱くなり体調も崩しがちですが、それ以外はしっかりしています。

認知症が進んできている父を見守りながら暮らしています。

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Q 住み替えをして良かったと思ってる?

 

良かったよ。

やっぱりもう、ゴミの集積所の掃除当番なんてできないもん。腰が痛くて。

それを考えなくていいだけでも、本当に良かった。

それに、お父さんはあまり外に出られなくなっちゃったからね。

でも、ここならベランダに出れば、空も綺麗だし、遠くの景色が見られるもん。

あのときに引っ越しといて良かったよ。

 

母は、ゴミの集積所の掃除当番をしなくて良くなったことを一番に出してきました。

本当に相当なストレスだったんですね(^0^;)

生真面目な母らしいといえば母らしいです。

「しんどいので当番を外してくれ」などとは言えないタイプです。

 

Q こうしておけばよかった、と思う点はある?

 

もっと色々と捨てておけばよかったね。それは思うよ。

結構捨ててきたと思ったけど、まだまだ物で溢れてるから(笑)

 

Q あと数ヶ月で70歳、って時だったけど、年齢的にはきつくなかったの?

 

あの時は元気だったからできたけどね。よくやったと思うよ笑

あれより遅くなったら無理だったろうね。

あと何年、新しい所に住めるか?とも思ったけど、10年住めたし良かった。

 

Q もう少し早く引っ越すとか考えなかったの?

 

タイミングがあったからね。

いいな、と思うマンションが見つかったのが、あのタイミングだったんだよ。

 

Q 住み替えをするかどうか悩んでた頃の自分に会ったとしたら、「引っ越した方がいいよ」って言える?

 

言えるよ。あのままあそこの家にいたら、すごく大変だったと思う。

 

娘として思ったこと

住み替えに伴う断捨離&引っ越しは、正直、ものすごくものすごく大変でした(^0^;)

新生活への順応も含め、70代だった両親がよくやってのけたと思います。

 

10年経った今。

父は認知症となっていますが、幸いなことに母がしっかりしているので2人の生活はなんとか保たれています。

でも、へんな話、もしも父が1人暮らしになっていたとしたら、また状況は変わっていたことでしょう。

それは、どこに住んでいたとしても直面することなんだろうと思います。

ただ、揃って元気なうちに生活をコンパクトに整理しておいたことは、やはり良かったんだろうな、と思います。

f:id:bon-suzu50:20210828125420j:plain↑今は、少しだけの花をベランダや玄関脇で育てています。これくらいがちょうど良いみたいです。

 

私は、「70代で住み替え。結構できるもんですよー」と言う気はまったくありません。

やはり、住み替えに伴う労力はとても大きいので、少しでも若く元気なうちに行動しておく方がいいと思います。

 

でも、なにより、戸建てに住み続けることに一番ストレスを持っていた母が今、「住み替えをして良かったと思っている」と言っています。

両親の場合は、70代であったとしても、住み替えをして良かったことなんだろう、と思いました。

 

次回は、「70歳からのマンション暮らしをどう感じているのか?」をお届けします。

読んでいただけたら嬉しいです。

 

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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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