こんにちは。
ぼんやりスズメです。
春キャベツのシーズン、真っ只中ですね。
私、大好物なんです!
千切りにして生でワシャワシャと食べたり、サッと蒸したものを塩ラーメンにトッピングしたりして、大量消費しているところです。
「去年もおんなじこと言ってたね」
ほんとに毎年、おんなじ食べ方をしているなぁ・・と、我ながら呆れてしまいます。
でも今年は、いつもと違う食べ方にもトライしてみましたよ。
春キャベツおにぎりです。
海苔で巻くのではなく、キャベツで巻くおにぎりのことです。
「何を今さら大げさな」と呆れられてしまいそうですが(^0^;)
私の中では、憧れがあったものの、なんだか作るのはめんどくさそうな気がして、横目で見ていた一品でした。
(だいたい、普通のおにぎりも上手く作れないタイプでしたし)
色々な方々のお知恵を拝借しながら実験気分で試してみたところ、構えていた割に案外気軽にできることがわかりました。
今回は、どんな感じで作ってみたかのレポートです。
「まだ、巻いたことないよ」の方や、「ちょっと巻いてみようかな?」と思った方の参考になれば嬉しいです。
- 春キャベツでごはんを巻きたい。海苔のように。
- 春キャベツの葉 ラップしてチンしてから巻く
- 春キャベツの葉を軽く浅漬けにしてから巻く
- 春キャベツの葉をサッと茹でる そして巻く
- 春キャベツ。サッと茹でておくと使い勝手がいい。
- むすび
春キャベツでごはんを巻きたい。海苔のように。
春キャベツをほぐしてみました。きれいな黄緑色が目に眩しいです。
柔らかくて瑞々しい。美味しそうです。
ただ、いくら柔らかい春キャベツだとはいえ、少しはしんなりとさせないと、ごはんをくるっと巻けません。生のままでは無理があります。
ご飯を巻きやすくするために、葉をどうすればよいのか?
色々と調べてみると、方法としては3つあることがわかりました。
- ラップしてチンする
- 浅漬けにする
- 茹でる
葉っぱの状況や手を掛けられる時間、気分と相談しながら選択するのが良さそうです。
春キャベツの葉 ラップしてチンしてから巻く
ササッと用意したいとき、こちらの方法が簡単そうです。
これは、こちらのレシピを参考にさせていただきました。クレラップでおじみ、クレハさんのHPに紹介されていました。
https://kurelife.jp/recipe/0305814/
※自分なりにかなり変えています。悪しからずご了承くださいませ。
①(下・左写真) まずは、中側の柔らかそうな葉を2枚ほどチョイス。※葉は水洗いして後、水気を拭き取らないままチンします。※太い芯の部分は切り取ったり薄く削いだりしておきます。
②(下・右写真) 耐熱皿に乗せてラップをふんわりとかけ、電子レンジ(500W)で約1分強加熱。※加熱時間は様子を見ながらで。生の感じが残りつつもチョイしなっとしている感じです。
③(下・左写真) 粗熱が取れたらキッチンペーパーで水気を切り、葉の具合を見ながら切ります。私の場合は、1枚の葉をだいたい3分割にしました。
ラップの上に葉を敷き、ご飯(冷ましたもの)を適当に置き、茶巾寿司風にラップで包みこみます。
※ご飯の量は、巻きやすさを考え、葉の大きさに合わせて乗せました。
※おにぎりのご飯=ごま油と塩をひとつまみほどを混ぜたご飯に、鮭フレークを混ぜています。ぱらッと干し桜エビも入れました。
④(下・右写真) 朝、作り、昼食べる時にラップを外しました。ラップで巻いていた時間は約3時間程度です。
可愛いキャベツにぎりが完成です。
大きさは、だいたいふたくち程度で食べられるくらい。
内側の葉を使ったせいか黄緑色の黄の方が勝った色にみえますね。
<お味の感想>
キャベツの葉は、若干ショキッとした歯ごたえが残っています。
生キャベツの味をほのかに感じるという意味では、サラダ的なおにぎりかもしれません。
ラップでキューッと丸めて置いておけば、ちゃんと形が整うものですね。
全体的なお味のバランスとしては、ご飯にしっかり塩気をつけた方が味にメリハリが効いてより美味しく感じると思います。
春キャベツの葉を軽く浅漬けにしてから巻く
キャベツの葉じたいに味をつけるという発想。葉のシナッと具合もいい感じです。
※こちらのレシピを参考にさせていただきました。エバラさんのホームページで紹介されていました。
※自分なりにかなり変えています。悪しからずご了承くださいませ。
①浅漬けにする葉は、中側の柔らかめの葉4枚を使用してみます。このまま使おうと思います。
②浅漬け素の液に30分ほど漬けてみます。漬け液の量は100mlです。
しかし、私は凹凸ある葉のまま使おうとしています。隅々まで漬かるのだろうか?疑問が湧いてきます。
とりあえず、漬け液が葉にいきわたるように上下表裏とひっくり返したり寝かしたりしてみました。
③葉から汁気をきちんと拭き取ります。葉の形が受け皿のようなので、そのままごはんを置いてみました。(真ん中は、おむすび風にもしたくてラップで包んだものです)
※ごはんは、ラップでチンした葉で巻いたおにぎりと同じものを使っています。
完成です。こんな感じになりました。
<お味の感想>
キャベツの葉は、しゃっきり具合も残りつつ、かといって生っぽくはありません。
特にキャベツ好きでない方にも食べやすいのではないかな?
葉の場所によって味の濃淡がありました。これは凹凸のある葉のまま漬けたせいかと思われます。ただ、ひとくちふたくちで食べてしまうので特に問題はありませんでした。
均等に漬けたいと思う場合は、凹凸がないように切ったりするなどの配慮をしたほうかいいかもしれません。
キャベツの葉にちゃんと味が付いているので、ご飯が薄味でもちょうどいい感じ。
葉の内側に大葉を敷いても美味しいかも。
ちなみに夫は、この浅漬けにした葉で巻いたおにぎりの方が好みだそうです。
春キャベツの葉をサッと茹でる そして巻く
おにぎりだけでなく、海苔巻き風のものを作ってみたくなってきました。
葉で何かをしっかりと巻きたいときは、サッと茹でたほうが巻きやすいみたいです。
おにぎりに使う葉よりは、しっかりめの外側の方の葉を使用します。
1分強程度茹でて、水で冷やし水を切ります。※自分好みの堅さがあると思うのでこれはあくまでも目安としてくださいね。
海苔巻きのようなキャベツ巻きにしてみます。ご飯は酢飯です。
ここに、冷蔵庫にあったキュウリ、カニかま、アボガドを入れてマヨネーズを入れてみました。イメージは、カリフォルニア巻きです(⌒∇⌒)
左写真は葉を二枚横に並べて使用。右写真は一枚の葉使用です。
普通の海苔巻きもほとんど作ったことのない私。
若干不安でしたが、ラップのおかげでなんとか巻けました。
どんな味になるのかが不安だったので、念のため普通のおにぎりも用意(笑)。
巻いてから3時間くらい置き、切ったものがこちらです。
具がかなり偏ってるけど、まぁよしとしましょう(笑)。
<お味の感想>
茹でたキャベツのお味は、春キャベツの甘みはあるものの、レンチンや浅漬けの時よりも、少しキャベツ独特な香りが出るかな?
生っぽさはまったくないけど、シャキッとした感じでした。
酢飯とキャベツの葉のコンビネーションは合うと思います。
このまま食べると、ちょっとぼんやりとした感じでした。(ワサビ醤油につけて食べたら、俄然おいしくなりました。)
夫曰く、酢飯をもっとキリッと効かせて、中の具には何か味や食感にパンチがあるものを入れた方がいいのでは?とのこと。
「確かに・・・」
今回は我が家にあるものだけで作ってしまいましたが、具にもう少し工夫が必要だったと反省しました。(とびっことか入れたらいいかも)今後の課題といたします。
でも、のり巻風キャベツ巻きは、華やかなわりに案外気軽にできるものですね。
もっといろいろと試してみたいと思います。
春キャベツ。サッと茹でておくと使い勝手がいい。
ところで、春キャベツが安かったりすると、つい複数個買ってしまいませんか?(我が家だけなのだろうか?)
そんなとき、知っておくと便利なことがあります。
茹でたキャベツは、冷蔵保存ができること。
すぐには食べないけど、なるべく鮮度を保ったまま保存しておきたい、という時には、とりあえず、サッと茹でておくといいですよ。
<茹でるときの目安>
- キャベツは、塩小さじ山盛り1を加えたたっぷりの熱湯で、外側(緑色が濃い葉)は、3枚ぐらいずつ重ねて、内側(黄緑~黄色の葉)は4~6枚ずつ重ね、一組ずつゆでる。
- 外側の葉はゆで始めから40秒前後、内側になるにつれて少し短めにゆでる。
- すぐ冷水にとり、完全に冷まし、水けを切って数枚ずつ重ねて容器に入れる。
※3~4日もつ。
<冷蔵保存用に茹でるときのポイント>
- ゆで加減は堅めに
- しっかり冷めてから容器へ入れる
- 水けをしっかりきる
- すのこ付きの容器か、紙タオルを敷いた密封容器で冷蔵保存
時間と気持ちに余裕があるときに用意しておくと、忙しい時にパッと使えて助かります。炒め物をするときにサッと加えたり、チンしてあたためればすぐ使えます。
気が向いたら、ごはんを巻いたりもできますしね(^▽^)
もしもたくさん買ってしまったら、とりあえず1個は丸ごとこの方法でストックしておく、という手もありますよ。
むすび
柔らかくて、甘い春キャベツ。
美味しいのはもちろんですが、目に美しい若緑色も魅力です。
我が家の場合、在宅ランチは、ほぼほぼ昨夜の残り物のおかずが入ります。
とにかく茶系のものが多いのですが、春キャベツで巻いたご飯を入れたら、いかにも春っぽい一皿になりました。(炒り卵とミニトマトのおかげともいえる笑)。
今回は、ごはんを巻く、ということに集中してトライしてみましたが、もう少し視野を広げて、焼き肉を巻いたり、味の濃いおかずを巻いても美味しいのではないかな?と思いました。
春キャベツ。もちろん、生の千切りを食べることも止められませんが、
この春は、色々なものを巻いて食べることも楽しんでいこう思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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