こんにちは。
ぼんやりスズメです。
またフィッシング詐欺メールが届きました。
8月に一度引っかかり、面倒な思いをした顛末をこちらのブログにも書いたにもかかわらず、私ときたら再びだまされかけました(>o<)
今回も途中で気づいたので事なきを得ましたが・・・。危ういところでした。
「えー!!! 前回の教訓を活かせなかったわけ??」
そんなお声が聞こえてくるようです・・・。
どこに問題があったのか?
記録として今回のパターンも書き留めておこうと思います。
私みたいな人はごく少数だとは思いますが、この体験がお役に立てば幸いです。
※相変わらず、SNS関連の知識もボキャブラリーも貧相なため、稚拙な表現が多々あります。その点どうかお許しくださいませ。
- 今回の詐欺メール内容はこんな感じでした
- なのに なぜ? その時の私はどうとらえたのか?
- 混乱と勝手な思い込みが邪魔をして詐欺メールだと気づかなかった
- ようやくフィッシング詐欺だと気づく
- 「フィッシング対策協議会」の存在を知る
- auショップで教えてもらったこと
- 自分の行動を振り返って反省した点
- むすび
今回の詐欺メール内容はこんな感じでした
上から3分割したものを、左から並べています。
落ち着いて読んで見れば、今回は怪しいところ満載ですよねぇ・・・。
・文面最後、企業URLがない。・文面の意味がよくわからない。
など、気づけそうな箇所は少なくとも2点はある。(と、後で思いました。)
8月にきた詐欺メールはかなり巧妙な文面だったので、同情をしてくれる方もいましたが。今回は呆れられるだろうなぁ・・・。
でも、恥を忍んで書いていきます。
なのに なぜ? その時の私はどうとらえたのか?
このメールを受け取った私の第一反応はといえば「えー!!?? 困るー!!」でした。
「月間のデータ通信量がご利用プランの上限を超えたので」。
この1行にのみ目がいき、なぜ上限を超えてしまったんだろう?! とばかり考えてしまいました。
そして、「あ、もしかして、あれか!?」という要因が頭に浮かんでしまったのでした。
というのも、2、3日前、不調だったスマホを修理してもらっていました。
帰宅後に「iPhoneの設定が終了していません」云々の表示が出ていることに気づき、これはなんだろう?と思っていたところでした。
そのことを思い出した私は、こんなふうに思いついてしまったのでした。
何かの設定を終了しなかった=何かが継続しっぱなしだった=データ的に何かヤバいことになったのも?!
「何か」が「何か」は、ぜんぜんわからないにもかかわらず、です。
混乱と勝手な思い込みが邪魔をして詐欺メールだと気づかなかった
- まだ月初なのに、月間のデータ通信量がご利用プランの上限を超えるって、凄すぎないか?
- 文章内に「解除してください」とあるけど、解除ってなんだ??
時間が経つにつれて「??」の思いもちらついてきました。
しかし、「何かの設定を終了しないでいたがゆえにデータ的に何かヤバいことになった」説も頭から離れない私。
- データの上限を超えたらどうなるか? すごい料金が加算されてしまうのか?I
- 今、この時からできるだけスマホを使わない方がいいのか?
- 早く、この何かの設定を終了しないといけないのでは???I
とにかくすぐに対処に動いた方がいいのでは?と気持ちが焦ります。
こうなったらあれです。困ったときのauショップ。
ということで相談日時の予約を取ることに。
取れたのは翌日の午後遅くの時間。かなり先のことです。
でも、とりあえず予約はできた。
もしもどうしようもないようなら、今日、ショップ開店と同時に泣きつくしかない。
と思ったら気持ちに余裕ができ、自力で調べる気力が湧いてきました。
ようやくフィッシング詐欺だと気づく
まずは「データの上限を超える」とはどんな意味か調べてみると、あっという間に答えが出てきました。
通信速度制限に関するよくあるご質問-au として、こんなふうに答えられていました。
月間のデータ通信量がご利用中のプランの上限を超過した場合、月末まで通信速度を低速に制限しております。該当するお客さまへは、通信速度規制の前後にメールで通知します。
そして、もう少し読むとこんなことがわかってきました。
- 速度を制限している間に使用したデータ通信量については、超過料金は発生しない。
- 通信速度制限がかかっても解除まで快適に使うにはWi-FiまたはWiMAX通信を利用すれば大丈夫。※ちなみに、自宅のWi-Fiやau Wi-Fi SPOTなどWi-Fiでの利用、またはWiMax通信は通信制限の対象外なので、安心して利用できる。
- 制限がかかった場合、翌月1日中に解除される。
あら? つまり、このまま使っていても、ぜんぜん大丈夫なんじゃん。
というか、事前に通知メールなんてなかったし。
それに、この文章、すごく変かも。
と、ここでようやく、「これはフィッシング詐欺メールなのか?」となった次第です。
「気づくの、遅すぎっっ!!!!」
★補足
「月間のデータ通信量が現在どれくらいなのか、自分で確認できるよ。」
という声が聞こえてきます。
そうなんですよね。
今回の場合、初めからその画面を確認すれば良かったんです。
ただ、あまりその画面を確認する習慣がないため、最初はそのことを忘れていました。
後ほど、その存在を思い出して確認してみたのですが、諸々あってその画面が見られなかったんです。
「フィッシング対策協議会」の存在を知る
気持ちがクールダウンしてくると、色々と頭に入ってくるものです。
引き続きネット検索をするうちに知りました。
今回、私のところにきたような文言のフィッシングメールが横行していることを。
そしてまた、「フィッシング対策協議会」なる存在も知りました。
「「フィッシング対策協議会」って、みなさんはご存知でしたか?」
ざっくり言うと。
- フィッシングに対する情報収集・提供、注意喚起等の活動を中心とした対策を促進してくれる団体。
- 多岐に亘りはりめぐらせた情報網から収集した情報を精査し、注意喚起用資料の作成を行うとともに、マスコミ、事業者、一般消費者等に対し、ホームページ等を通じ定期的に情報提供を実施している。
※疑わしいとは思いませんでしたが、万万が一のことを考えURLは貼らないことにします(^0^;)
ご興味ある方は「フィッシング対策協議会」と検索してもらえたら、出てくると思います。
話を戻しまして。
この「フィッシング対策協議会」のホームページ内には、「緊急報告」ページという場所があり、横行している様々なフィッシング詐欺メール情報が発表されています。
その中の2022.4.12の日付で、
「au をかたるフィッシングの報告が増えています。」というニュースが発表されていました。そして具体的に、注意すべきメールタイトルが色々と挙げられていました。
こんな感じです。(※下記以外の件名も多数、報告されているそうです。)
・【au ID】auかんたん決済の本人確認のお知らせ、情報を更新してください。メール番号:M●●●●
・【au ID】auかんたん決済のお知らせ、情報を更新してください。メール番号:M●●●●
・【重要】auサポートのご利用確認のお願い。メール番号:M●●●●
・【重要】auサポートの緊急連絡、情報を更新してください。メール番号:M●●●●
・【重要】auサポートのお知らせ、情報を更新してください。メール番号:M●●●●
・【重要なお知らせ】auサポートの緊急の連絡、情報を更新してください。メール番号:M●●●●
・【auからの重要な知らせ】月間のデータ通信量の通信速度制限
・auからの緊急のご連絡【契約のデータの通信速度制限】
まさに、私のところにきたメールタイトルと酷似しているではありませんか。
それどころか、前回、だまされかけたタイトルと似たようなものも入っています。
これは、auを語るフィッシング詐欺メール決定だ。データの上限云々のことは気にせず、普通に使って大丈夫だ。
と、ここで私はようやく絶対的な確信を得られたのでした。
auショップで教えてもらったこと
データ通信超過云々については解決しましたが、予定どおり翌日auショップに行ってきました。日頃から疑問に思っていることが諸々あったので、この際、まとめて聞いてくることにしたのです。
詳細な相談内容は割愛させていただきますが、関連することで覚えていることを少々書き留めておきます。
今回のフィッシング詐欺メールをショップの店員さんに見せたとたん、
「これはすぐ偽だとわかります」と言われました。
「まずau payマーケットからデータ通信についてのお知らせがくることはありません。」
「料金、データ通信、情報確認等について、基本、メールでは送られてきません。送られてきたら、偽メールと思っていいです。」
「【重要】とタイトルについたメールはまず怪しいです。」
だそうです。
聞いているうちに、そりゃそうだよなぁ・・・と思い、かなり恥ずかしかったです。
また、前回のブログを読んでくださったあるブロガーさんに「Amazonの場合は、HPにメッセージセンターのページがあって自分に来た公式メールはそこで全部確認できるようになっている」ということを教えていただきました。
私が知らないだけで、auにもそういう確認方法があるのかな?と思い、ショップの方に聞いてみたところ、auにはそういった方法はないとのこと。
なので、「このメールは偽か否か??」で迷い、確認したいと思った場合は、コールセンターに問い合わせをして、個別に調べてもらうしかないそうです。
自分の行動を振り返って反省した点
その1 トラブルの原因を勝手にこしらえ自分を納得させる癖がある
実は、他にもこんな可能性もあるかも、なんて考えたりしていました。
そういえば・・・。
写真データやら録音データやらを整理していないせいで、えらく溜まっている。
そのせいで、確かスマホの容量的な空きが少なくなっていた。それと何か関係するのかもしれない。
そういえば・・・。
5分間までの通話は無料というプランに入っているけど、最近は、父のケアマネジャーさんと電話で長く話す機会が増えている。
5分過ぎたら料金があがるだけでなく、データ的にもたくさん食ってしまうのかもしれない。
などなど・・。私の場合は特に、データとかストレージとかの認識がごっちゃでしたし、加入プランをきちんと把握せず曖昧に使っていたことでこんなことが起きました。
トラブルを勝手にこしらえるのは無知だから。無知は危険。反省です。
その2 疲れている時、眠い時は誤った判断をしがち
実はこのメールを見つけたのは午前3時頃でした。
ふと目覚めて、枕元にあったスマホで時間を確認したついでに、メールを確認して発見したのでした。
なので、半分はちゃんとした注意力が働いていなかった、ともいえます。
そういえば、前回だまされた時も、実家の用事を済ませ疲れて帰宅する電車内でした。
疲れている時、眠い時は、善悪の判断がつかなくなりやすいので特に注意しなくては、と思いました。
その3 家族にきちんと見てもらわなかった
今回の場合、私は夫に「こんなメールがきたんだけど」という話しはしました。
夫の反応はこんな感じでした。
「すずめって、データが上限を超えるほどスマホを使ってたっけ?」
「もしかして、Wi-Fiが繋がっていないところでガンガン使っていたとかなのかなぁ??」
などと、疑問を投げかけたまま出勤していきました。
思い返してみると、私は夫に「月間のデータ通信量が利用プランの上限を超えちゃったみたい」という言い方をしていました。それも口頭のみで。
あのとき文面をきちんと見せていたら、違う反応が返っていたかもしれないな、と思います。
(まぁ、出勤前のバタバタしている時に、きちんと目を通してくれたかどうかはわかりませんが笑)
よく、不審なことがあれば誰かに相談をするように、と言いますよね。
でも、相談の仕方がずさんだと、意味ないんだな、と思いました。
むすび
今回の件、妹に話したところ・・・。
「もっと警戒しないと!! 引っかかる年寄りが後をたたないから、詐欺がなくならないのよ」と怒られてました。
なんとも小憎らしい妹です(^0^;)。
「責められるべきは悪人で、年寄りではない!!」 なんて言い返してみたものの、超だまされやすいカモの一匹になってしまっているのは確かです。
常々、振り込み詐欺の電話でどうして騙される人がいるんだろう????なんて、思っていましたが今回の思考や行動の流れでいくと、私もコロッと騙されるクチですね。
前回の教訓で活かされたことといえば、メール内の誘導文言をクリックしなかったことだけ。でも実は寝ぼけていたのでこれもちょっと自信がないんです。ただIDやPWは入力していないことは確かです。
今回の件で、かろうじて収穫があるとすれば、「フィッシング対策協議会」の存在を知ったことでしょうか。
これからは、こちらの「緊急ニュース」には目を通すことに決めました。
※ちなみに「フィッシング対策協議会」を語るフィッシング詐欺もあるみたいなので、これにも注意が必要みたいです(>o<)
とにもかくにも。今回、肝に銘じた新たなる反省を胸に、三たび騙されかけないようにしたいと思います。
私が言うのもなんですが、どうぞみなさまもお気をつけてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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