こんにちは。ぼんやりスズメです。
前回のブログではGW中に私が食べた3種の豆のレポートをご紹介させていただきました。
今回は豆レポートの後半になります。
前回同様、気軽に眺めていただけたら嬉しいです。
- 今回レポートする豆はこちらです
- 「小豆を煮る」&「あんこ作り」に初トライ
- これがやりたかった!! 粒あんトースト
- 大豆の水煮で副菜を。切り干し大根と大豆のはりはり漬け
- お気軽! 簡単! ステンレスボトルでも豆は茹でられる
- ステンレスボトルで小豆を茹でてみる
- ステンレスボトル茹では、他の豆でもできる
- むすび
今回レポートする豆はこちらです
小豆(乾)と大豆の水煮です。どちらも近所のスーパーで購入しました。
お値段はこんな感じでした。(※税抜き)
- 小豆(乾 250g)・358円
- 大豆の水煮(170g)・98円
ちなみに、前回レポートした豆はこちらです。
左からひよこ豆(ガルバンゾーともいいます)、緑レンズ豆、ふじっこの黒豆です。
お察しのごとく、すぐに使える状態のものばかりです。
※レンズ豆は乾物ですが汁物にそのまま入れて使えます。
ただ、今回の小豆だけは・・・。
ゆで小豆の缶詰やレトルトパックもあるんだけど・・・。
「おいしゅーなぁれ がやりたかったんでしょ」
やりたかったんです。それで小豆(乾)を買ってみた次第です。
「小豆を煮る」&「あんこ作り」に初トライ
小豆は食物繊維が豊富。デトックス効果は抜群
■まずは小豆を煮る
袋の裏に書いてある説明を元にしつつ、他の本の説明も加味しながら煮てみました。
①200gの小豆を鍋に入れ、たっぷりの水で簡単に洗う。
②新たな水を豆の4倍入れて、4時間つけ置きする。(写真左)
③そのまま5分ほど強火で煮立てる。アクが出たらすくう。そのまま3分ほど煮る。
④蓋を少しずらしてのせ、中火に落として30分ほど煮る。煮汁の量が減っていれば水を加え豆が柔らかくなるまで煮る。こんな感じになりました。(写真右)
⑤火を止め、蓋をしたまま15分おいて蒸らす。
■小豆を煮てみての感想 色々なやり方があるのでどれを参考にすべきか悩みました。例えば、水に浸ける時間はまちまちでした。水に浸けずにすぐ煮てOKと解説する料理書もありました。初心者は悩みまくります。今回は袋の指示に従ってみました。
煮る時間などは、使用している鍋の厚みや火加減などにもよるみたいですね。
圧力鍋を使う場合はこれとはまた異なります。
鍋で煮る場合に関しては、だいたい30分程度煮たら、あとは実際に小豆を食べて柔らかさをチェックするのが確実かな、と思いました。
■続いて、粒あんをつくる
①茹で汁をきった小豆を鍋に入れ、砂糖を200gと水カップ1/4を加えて強火にかける。
②へらで絶えず混ぜながら15分ほど練る。鍋底をへらでこすると、鍋底が見えて筋ができるくらいになったらできあがり。最後に塩をひとつまみ混ぜて完成。
③バットに広げて冷ます。食べきれない分はラップにとりわけ冷凍可能。
■粒あんを食べてみての感想 味は美味しい。
しかし、口の中に少し小豆の皮が残る感じがする・・・。うーむ・・。
火の入れ方に工夫の余地ありということか?
「小豆の声、ちゃんと聞いてた?」
聞こえなかった(;'∀')
まぁでも・・・・食べるのは私と夫だけだし。
初めてにしては美味しいので、よしということで。
これがやりたかった!! 粒あんトースト
たっぷりの粒あんと、たっぷりのバター。おいしくないわけがありません。
嬉しいけど恐ろしいので夫と半分ずつ。
■作り方 食パンはトースターなどでこんがりと焼き、粒あんとバターをのせる。
ちなみに、今回作った粒あんは、できたてを粒あんトーストに。残りは、冷凍。
GW中に、夫とのおやつ4回分として食べきりました。
すべてぜんざいにして食べました。
■小豆ミニ知識 小豆は食物繊維が豊富でデトックス効果抜群。
茹で小豆は、茹でごぼうの約2倍の食物繊維が含まれているのだとか!
さらに小豆は、ポリフェノールが豊富。カテキン・ルチン・アントシアニン・イソフラボンなど様々なポリフェノールが含まれています。
その量は赤ワインをしのぐと言われるほど!
大豆の水煮で副菜を。切り干し大根と大豆のはりはり漬け
「大豆の水煮」は気軽にどんな料理にでも使えて超便利。
このレシピは、こちらの本を参考にさせていただきました。
■材料 大豆の水煮 100g 切り干し大根50g 昆布5㎝角
A(赤唐辛子の小口切り 1本分 しょうゆ・みりん各カップ1/2、酢120ml、砂糖大さじ2)
■作り方 ①昆布は水大さじ4~5(分量外)に10分ほどつけて水気をきり(昆布水はとっておく)キッチンばさみで細かく切る。切り干し大根はサッと水洗いして、水に5分ほどつけて水気を切り、熱湯を回しかけ、冷めたら水気をしぼる。
②Aのみりんは耐熱容器に入れ、電子レンジで30秒ほど加熱し、冷ます。
③ボウルにA、1の昆布水、大豆、切り干し大根、昆布を入れて混ぜ、ラップを豆などの上にぴっちりとかけ、冷蔵室に入れて30分以上漬ける。
■お味の感想 パリパリホクホク、箸休めにぴったり。
ちなみに1週間くらい漬けておいた大豆は中まで味が染みて、より美味しかったです。
実は「大豆の水煮」をよく使う我が家。
ただ、いつも煮込んだり炒めたりと、加熱して使っていました。
でもそのまま使えるのですね。水煮してあるわけだから、当たり前といえば当たり前なのですが・・・。
「大豆の水煮」は加熱せずに使うことができる、ということに気づかせてくれたレシピになりました(^^)v
■大豆ミニ知識 豊富なタンパク質を含む大豆。別名は「畑の肉」。タンパク質量は肉類とほぼ同じでありながら、脂質は少なく低カロリー!! また、肉類に含まれない食物繊維が豊富です。さらに注目したいのが豊富なイソフラボン。
このイソフラボンは、女性ホルモンに似た作用をすると言われ、女性ホルモンの減少によって引き起こされる骨粗鬆症や更年期障害をやわらげる効果が期待されています。
※なお、大豆イソフラボンの過剰摂取についての留意点、大豆をはじめ、豆類を食す時の注意点については、前回ブログ内に記載しましたので、気になる方はご覧になってくださいね。
お気軽! 簡単! ステンレスボトルでも豆は茹でられる
ところで、豆を茹でるには、お鍋でコトコト煮る以外にも方法があるってご存知でしたか?
その方法とは、魔法瓶や水筒型の保温・保冷用ステンレスボトルを使うこと。
豆は、沸騰状態でなくても80℃以上で一定時間加熱すればでんぷんが糊化し、ゆで上がるのだとか。
魔法瓶や水筒型の保温・保冷用ステンレスボトルの保温力を利用して豆を柔らかくするというわけです。
やり方は簡単です。
熱湯を注いだら、あとは放っておくだけ。
ちょうど小豆が50g余っています。
楽しそうなので、ステンレスボトルで茹でてみることにしました。
※この方法は、公益財団法人 日本豆類協会のHPを参考にさせていただきました。
ステンレスボトルで茹でる動画も紹介されています。
ステンレスボトルを使って小豆を茹でるやりかた
- 小豆をボトルに入れる。※一度にゆでることができる乾燥豆の量は、ボトル容量の1/10以下。例えば容量500ml程度のボトルの場合、豆の量50g 程度が上限
- 沸騰したお湯を注いで5分置く。
- 1度全部お湯を捨てて、もう一度沸騰したお湯を入れる。※湯温を高く保つため
- 横に倒して60分~70分ほど置く。※内径が細いため、ボトル内で膨らんだ豆同士が押し合う状態となり、部分的に煮え方が不十分になったり、取り出し難くなることがあるが最初からボトルを横倒しにしておくと、これを避けることができる
ステンレスボトルで小豆を茹でてみる
我が家にあるステンレスボトルはこちらの3タイプ。
左から1L入り、300ml入り、350ml入りです。
最初から大量の豆を試すのはさすがに勇気がいります(^0^;)
なので、赤ボトルと350ml銀ボトルでやってみました。
成功したのはこの銀ボトルでやったとき(※小豆25gで試す)
70分後には、こんな感じで出来上がり!
本当にちゃんと柔らかくなりました\(^O^)/
赤ボトルでやったときは固さが残ってしまった
実は、最初に赤いボトルでやったのですが(小豆25gで試す)、いまひとつの出来でした。
ある程度までは柔らかくなるものの、そこから先は柔らかさが進まない・・。90分、120分と置いてみましたが、芯が残ったままでした。
それで途中から小豆を銀ボトルに入れ変え、再再度沸騰したお湯を入れ替え、一晩置いておいたら、さすがに柔らかくなりました。
なぜだろう?と考えてみました。
赤ボトルは蓋がシンプル。お湯が高温保持しきれていなかったのかもしれません。
(私の締め方が甘かった可能性もあります)
それに比べて、銀ボトルの蓋はダブルで閉めるようになっています。
より密閉できたことが勝因(笑)・・のような気がします。
「きちんと密閉できるボトルを使いましょう」
ステンレスボトル茹では、他の豆でもできる
私は小豆で試してみましたが、他の豆でもできるようです。
豆ごとの保温時間を下記に載せておきますね。
※公益財団法人 日本豆類協会のHPを参考にさせていただきました。
■ステンレスボトルを利用して豆をゆでる際の保温時間の目安
- あずき 60~70分
- ひよこ豆 3時間
- 金時豆 3時間
- 大福豆 3時間
ボトル茹では、食べきれる量を気軽に作りたい、という時に便利だなと思いました。
■ボトル茹でした合計50グラムの茹で小豆で、再び粒あんを作ってみました。
味は美味しいです。皮は前回より感じませんでした。
ボトルの方がふっくらと茹でられたんですね。
でも・・・あんを練る時に足す水の量を間違えた模様。
なんだか甘納豆みたいになってしまいました。
まだまだ修行が必要です。
むすび
2回にわたりお届けしてきた豆レポート。
いろんな豆を食べてみようかなと思うきっかけに、ちょっとでもなったら嬉しいです。
今回、私の一番の発見は、スーパーの「豆関連」売り場には、色々な種類の豆が、色々な状態で売っているものなんだなぁ・・ということでした。
恥ずかしながら、今までスルーしていたのでその事実(笑)に気づいていませんでした。
その気になれば、本当にお気軽に食卓に取入れることができるんですね。
そして、栄養素的に豆それぞれの強みがあることがわかったので、これからはひとつの種類だけでなく、色々な豆をバランスよく食べようと思います。
今回の2種の豆を調理するにあたって参考にさせていただいた本です。
最近は電子書籍版で出ているようですね。ご興味あれば。
※もちろん書籍版もありますよ。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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