ぼんやりスズメです。
先日、某ネット銀行にログインしようと思い、ノートを確認しました。(※私はパスワードやIDをノートに手書きでメモしています。覚えていません。都度、確認しています。)
しかし、絶対に書いたはずのパスワードがみつからない。
ようやくみつけたと思ったら、今度は書かれている文字が解読困難・・。
という言語道断な出来事が発生してしまいました。
原因は、ノートの端っこ、まさかの場所に、乱雑に、書き留めていたから。
こんなにもあっさりとわからなくなるなんて、思いもしませんでした・・。
この痛い経験を踏まえて決心をしました。
自分の性格や習慣、習性(?)に合わせた「パスワード管理ノート」を新調しよう!!
- パスワードのアナログ(紙)管理。メリットとデメリット
- スタンプを押せばすぐに「パスワード管理ノート」になる
- 手書きでノートにパスワード管理をする際の注意点は?
- 自作パスワード管理ノート。取り扱いには気をつけよう
- 市販のパスワード管理ノートで気になったもの
- パスワード管理は自分の性格や習慣にあった方法で
パスワードのアナログ(紙)管理。メリットとデメリット
機械オンチの私。パソコン機器に不具合が生じたり、ネット上に何かトラブルが発生した際には、まず対処できません。アナログ頭の持ち主です。
見かねて、パスワードのデジタル管理の便利さを教えてくれた友人もいました。
でも、いざとなったら太刀打ちできないような相手(デジタル関係全般)に、貴重な個人情報をにぎられているなんて、どうしても不安な気持ちしかないのです。
そんな私にはアナログ(紙)管理のメリットは光って見えます。
アナログ(紙)管理のメリット
- ネット経由で個人情報が漏れる心配がない
- 簡単にパスワード管理ができる
- 長期保存ができる
- パソコンが壊れても、サーバーがダメになっても関係ない
個人情報が漏れる心配がないというのは、大メリットです。
もちろんいいところばかりではありませんよね。デメリットはこんなところでしょうか。
アナログ(紙)管理のデメリット
- 盗難、紛失、焼失、盗撮のリスクがある
- 持ち歩くことはリスクが高い
- 丁寧に記載しないと、誤読の可能性がある
デメリットの存在もきちんと脳裏に刻みつつ、改めて考えてみました。
私にとって理想のパスワード管理ノートとは
理想は「アナログ頭でも、忘れやすくても、書き込み魔でも、困らない管理ノート」。
具体的にはどんな仕様であれば使いやすいのか?
突き詰めてみると、外せないポイントは2つでした。
- 備忘的な書き込みをよくするので、余白がたっぷりほしい。
- 差し替え可能なノートであってほしい。
※差し替え可能という言い方はちょっとわかりづらいかもしれませんね。ルーズリーフタイプのノートと思ってください。
2つのポイント満たすような「パスワード管理ノート」、どこかに売っていないかな? と探してみました。
でも、これだ!というものが見つからない。
そんなに高い理想を掲げているとは思わないのだけど・・・。
スタンプを押せばすぐに「パスワード管理ノート」になる
そんな時に見つけたのがこのスタンプ。
このスタンプを使えば、手帳やノートに、IDやパスワード(のヒント)を管理できるページを、手軽に追加できます。
・・・・ということは、
このスタンプと、差し替え可能なノート(ルーズリーフ)と組み合わせたら、
私にとっての理想のノートができるかも!!
瞬時に購入を決めました。
スタンプ名は「ID・メール・パスワード・ヒントのスタンプ」
ひと押しで1サイト分の「サイト名・ID・メール・パスワード」が管理できます。
お気に入りのノートや手帳に一押しすれば、すぐに管理リフィルのできあがり。
「Name」箇所にはサイト名を記入。IDやメールアドレス、(パスワードの)ヒントを書き込めるようになっています。
登録するサイトによってメールアドレスを変えている方も多いと思います。なので「メール」箇所があるのは嬉しいです。
また、「ヒント」タイプになっているので、万が一他人に見られても安心です。
行間隔にはいくつかのバージョンがあります。
私が購入したのは行間隔7mmタイプのもの。ちょっと広めなA罫タイプのノートなどによい間隔。手持ちのノートに、7mm罫のものがあったので押してみます。
スタンプを持った感じは、コンパクトで軽いです。
仕上がりはこんな感じです。
他にも、
一般的な方眼タイプで使える5mm行間隔タイプ。
一般的なノートによくある6mmの行間隔タイプがあります。
スタンプの大きさは25mm×15mm×60mm。
手帳向けオリジナルスタンプの雑貨通販サイト「OSANPO Shopping」のもので、楽天やAmazonで購入できます。お値段は980円(+消費税)でした。
スタンプを使うと、ページの使い方も自由。
普段、私が使っているパスワードを整理してみると、「金融関係」「PC・スマホ・HP関係」「スピッツ関係」「生活に関わるサービス」「ネットショッピング」と、5ジャンルに分けられます。
今まで使っていたパスワード管理ノートでの反省。
ジャンルによって書き留めておきたい情報量が異なる、という点を重視していなかったこと。
今回作成する管理ノートでは、情報量の有無に応じて、1ページに入るサイト数が異なるようにしたいと思いました。
つまり、書き込みがたっぷりになりそうな時は、こんな感じで1ページに一押しだけ。
私の場合だと「金融関係」「PC・スマホ・HP関係」がこのページ構成になります。
それほど書き込むことがなければ、1ページに複数サイト入れることも。
私の場合は、「ネットショッピング」系サイトが入ってきそうです。
スタンプのおかげで、ページの使い方が自由になりました。
私が差し替え可能なノートタイプにこだわる理由
なぜなら、あとでページの順番が変わってもOK。
特定のジャンルだけページが増えてもOK。だからです。
はじめに「こうしよう」と考えていたことが、あとになって変わってしまうことは往々にして発生します。
例えば、自分用のパスワード管理ノートのはずが、親のスマホのアカウント情報も書き留めることになり、新たなページが必要!みたいな。
そんな時に、適当な余白に書いてしまったりすると、後で泣くことになるんですよね。
当初、考えもしなかったことが起きたとしても、随時、簡単に対応できるのが差し替え可能ノート(ルーズリーフタイプ)を使うメリットです。
ということで私が購入したのがリヒトラブさんの「カスタマイズ ツイストノートA5タイプ」。
表紙、とじ具、リーフ(用紙)、好みのパーツをセレクトしてとじ具を開いてセットするだけで好みのノートができるタイプです。
左からとじ具(裏表紙つき)、専用リーフ(スタンプの行間に合わせて7mm罫のもの)、クリアケースです。
※ちなみに表紙は全25柄からデザインを選べます。↓
カスタマイズ ツイストノート 表紙|製品情報|株式会社リヒトラブ
私がどんな表紙を選んだかお見せしたいのはやまやまなのですが、念のため秘密にさせてください(⌒∇⌒)
「ID・メール・パスワード・ヒントのスタンプ」使ってみての感想
このスタンプ。自分仕様の管理ノートにしたいという方のお助けツールになるなぁと思いました。
お気に入りのノートや手帳を使いたい、という方にもぴったり。
カードでパスワード管理をしている方にも便利に使えそうです。
好みのスタンプ台を見つけて、様々な色でスタンプできるのも嬉しいです。
個人的に気に入った点は、
○ ID ❙
○ E-mail ❙
こんなふうに、1ラインに1項目の文字と記号のみがシンプルに並ぶ造りなところ。枠で項目が囲まれていたりすると、私は窮屈さを感じてしまうタイプでして。
(あまりに個人的すぎるポイントですね。)
困ったところを強いてあげるとするならば。
縦に複数のサイトを並べていく場合、きれいに揃って見えるように押すことが難しかったところでしょうか。コツをつかむまで少し練習が必要かもしれません笑
手書きでノートにパスワード管理をする際の注意点は?
自戒込めて、気をつけた方がいいことをまとめさせていただきます。
書いた文字がはっきりとわかるように丁寧に書きましょう。
走り書きは間違いの元です。
時が経って見返すと、書いた時には思いもしない誤解を生じさせることもあります。
特に英字と数字が混ざったIDやパスワードには要注意。
間違いやすいものを挙げてみます。実際に私が困ったことのある文字達ばかりです。
- 大文字か小文字か?
- Uなのか?Vなのか?※大文字小文字ともに注意
- Oなのか0なのか?※大文字小文字ともに注意
- 3なのか?8なのか?Sなのか?Bなのか?
- 9なのかqなのか?
- hなのか? nなのか?
- アンダーバーなのか、ハイフンなのか?
例えば、 O(英字・大文字のオー)、0(=数字のゼロ)などと、言葉で書いておいたほうが安心です。
自作パスワード管理ノート。取り扱いには気をつけよう
置く場所に気をつける
私はパソコンから離れた場所に置いています。くれぐれも表紙には「パスワード管理ノート」などと記載しないように。
持ち歩かない
持ち歩くことで盗難、盗撮、紛失の危険が増します。基本は自宅内での管理で。
定期的にメンテナンスをする
パスワードやIDを更新したり削除したりなど、まめに手入れをする。後でやろう、と思わない。
用がなくても見返してみる
書きっぱなしだと忘れます(泣)。せっかく丁寧に記しておいても、その内容じたいを忘れてはお話になりません・・。ペラペラと見返す機会を持つことはとても大切だと思います(自戒こめて)
本当に重要な情報は分散しておく
すべての情報を1冊にまとめてしまうと、紛失したり、盗まれた場合に全ての情報を失うことにもなります。考えたくないけど大震災で家が崩壊とか焼失・・ということも。
これは避けたい。
私の場合は、金融関係情報だけは、見出しなし備考なしで別のノートに書きだしています。文字の羅列のような形ですが。
市販のパスワード管理ノートで気になったもの
自分で作るのはちょっと面倒ということでしたら、こんなタイプのものはいかがでしょう?
管理するだけでなく、パスワードの生成もできるノート
実は私も購入してみました。見られても大丈夫なパスワードはそのまま書けばOKだし、カモフラージュしたいものは六角形の中に文字を書き込んでいけばOK。
ユニークな方法でパスワードを管理できるノートです。
A5サイズ。4カラーあります。中はこんな感じ。余白もあるので書き込みOKですね。
カモフラージュのやりかたの説明はこちらで。
家族が共通で知っておいたほうがいい情報。例えば、火災保険関係とか、生命保険関係のアカウント類を記載しておけるかもと思いました。
目に付く場所に置いておいても安心そうだし。
そんなふうに考えている最中です。
- パスワードノートシリーズ Admini 製作者 アマノコトワリ舎
- インデックスページ+72アカウント 880円+TAX
アマノコトワリ式パスワード管理ノートadominiPocketBY - アマノコトワリ舎 自然と共に。パスワード管理ノート新発売!
もっと気軽に使うならシンプルなノート
「パスワード管理ノート」。キャン★ドゥさんにありました。シンプルでいいですね。
ちなみに、キャン★ドゥさんにはもっと小さいサイズ(手帳に挟めるくらい)のものも売っていましたよ。
コンパクトなノートながら、余白もとられていて書きやすそうです。使い勝手もよくてお財布にもやさしいのは嬉しいですね。
- パスワード管理ノート キャンドゥ
- サイズ 縦170mm×横115mm 34ページ(アカウント68件)
パスワード管理は自分の性格や習慣にあった方法で
自分の性格や習慣にあった管理方法を見つけてみる
私は、スタンプと差し替え可能なリングノートを使うことで、これまでに感じていたストレスからは解放されそうです。
もしも、私のような「アナログ頭で忘れやすくて書き込み魔」な方がいらしたら、参考にしていただけるのではないかなと思いまとめてみました。
ノートの存在を伝えておくという考え方も
年齢を重ねて思うことがあります。
こういったパーソナルな極秘情報も、信頼できる人にであれば伝えておくこともありだ、ということです。
個人情報をいかにきちんと管理するか? 他人に知られないようにはどう守るか?という話をしてきた流れの中で、矛盾していると思われるかもしれませんが。
いざという時には、後処理の問題があるからです。
これは各自の状況や考え方で色々なとらえ方もあるかと思いますが。
私の場合は、夫、妹、親友にはノートの存在の話と、ここらへんにある、という話はしています。
むすび
自分の情報は自分で守る。なかなか大変ではありますが、自分で考えられるうちに、まとめておきたい。そんなふうに思っています。
そしてまとめたからといってホッとせず、ひんぱんに眺めることも忘れないようにしようと思います。
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今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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