こんにちは。ぼんやりスズメです。
みなさんはゆでたまごの殻、きれいにむけますか?
買いたてのたまごでも、つるんとしたゆでたまごに仕上がりますか?
ほぼ自宅で食事をするようになり、我が家ではゆでたまごの消費率が高まりました。
彩りがいい。使い勝手がいい。何より卵の食べ方としては一番好きです。
ゆでたまご最高!! なのですが・・・。
うまく殻がむけないたまごに出くわす率も増えました。
全神経を集中しながらむいてもボロボロに・・・。
これは私が台所で感じるストレスの中で、ベスト1か2を争うくらいキーッとなる事象。
「ゆでたまごくらいのことで大げさな・・・」
まぁ そうなんですが(^0^;)
とにかくストレスは減らしていこう、ということで。
遅ればせながら、これを使うことにしました。
100均のキッチンツール「たまごのプッチン穴あけ器」。
ダイソーで買いました。
早速、我が家でプチ実験をしてみたところ・・・。
成功率は91.6%。
買いたてのたまごでもほぼ、つるんとした出来上がりになりました。
後半に、大まじめに取り組んだ?たまご写真も載せています。
もしも殻むきにストレスを感じている方がいらしたら覗いていただけたら幸いです。
- たまごのプッチン穴あけ器ってどんなもの?
- たまごのプッチン穴あけ器の使い方は?
- たまごのプッチン穴あけ器を使う時に注意すること
- そもそも なぜ穴あけると殻がむきやすくなるの?
- コレを使ってもうまくいかないことも だからこのポイントもおさえておこう
- 今回のプチ実験の詳細情報
- めんつゆにつけ込むだけ ゆでたまごのおつまみ
- むすび
たまごのプッチン穴あけ器ってどんなもの?
大きさ・6㎝弱×4.5㎝弱。重さ・23g。 裏にマグネットがついています。
色は白を購入(黄色も有り)。かなりコンパクトで軽い。れんげと並べてみました。
たまごのプッチン穴あけ器の使い方は?
①生たまごをのっけて上から押しつけます。
②たまごを押すと、たまごの受け皿になっているところが下がり、中から針が出てきて殻を一刺しします。
針、見えますか?(たまごをよけて指で丸い部分(たまごの受け皿の所)を押しています。)
③穴があきました。これで準備OK。あとはゆでるだけ。
たまごのプッチン穴あけ器を使う時に注意すること
針に押しつける側は、たまごのカーブがなだらかなほうです。
市販されている卵パックは、なだらかな方が上、尖った方が下になっています。
パックから取り出し、そのままつい下側のほうを針に押しつけていまうと失敗しますのでご注意を。
ちなみに、うっかり生たまごの尖っているほうに穴をあけてしまうと、穴あけの効果が期待できないばかりか、ゆでたときに中の白身が出てきてしまいます。
こちらもお気をつけ下さい。
たまごのプッチン穴あけ器にたまごを押す時の力加減は?
思ったよりも力を入れて生たまごを押しつけます。
私は最初、こわくてそーっと押し付けてみました。そうしたら穴はあきませんでした。
両手を使ってぐいっと押しつけるとゴチッとした音と感触があり穴があきます。
中身が出てくることはありませんのでご安心を。
これは最初だけちょっと慣れが必要かもしれません。
針に注意
使う時には丸い突起部分(たまごの受け皿の所)をONの方向に回しロックを解除する。
(この写真ではONになっています。)
使わない時はOFFにしておけば、丸い突起部分(たまごの受け皿の所)を押しても下がりませんので針は出てきません。
※使用時にOFFのまま生卵を押しつけてしまわないようにご注意を。
たまごのプッチン穴あけのお手入れの方法は?
- 使用前・使用後は汚れを拭き取る。
- 食器乾燥機は使用しない。
- 水で濡らさない。
- 火や熱源のそばに置かない
洗えないようなので、使用後の手入れをどうしようか?と迷いますが、私はキッチンペーパーで簡単に針を拭き取ることに。
気になるようならたまごを置く場所などは除菌スプレーを一拭きしたキッチンペーバーで拭ってもいいかもしれませんね。
針の衛生について心配されている方もいるようですが、私は、たまごの殻に穴をあけた後、たまごを加熱するので、それほど気にしなくてもいいかな?と割り切りました。
それよりも、針が錆びないか?どれくらいで摩耗するのか?そのへんは気になるので、これから様子を見ていこうと思います。
そもそも なぜ穴あけると殻がむきやすくなるの?
ゆでたまごの殻がむきにくいのは、たまごの白身の部分に多く二炭化酸素が含まれているから。
加熱によって二酸化炭素が急に発散するため、卵白の圧力が高くなり、殻に密着してしまい、そのためにむきにくくなってしまうのだそうです。
そこで、原因となる二酸化炭素を外に追い出す道を作るのが、穴あけの作業なのです。
つまり、まえもって穴を開けてからゆでるという作業をしておけば、殻がむきやすくなるんですね。
共通のお約束は「穴をあけるのはなだらかなカーブ側」
このたまごのプッチン穴開け器を使わずとも、スプーンで殻を叩いてヒビを入れたり、画鋲や針などを使って穴をあけたりしてむきやすくしているよ、という方もいらっしゃるようです。
共通していることは、ヒビを入れたり穴をあけるのはなだらかなカーブ側にということ。
なぜかというと、この、たまごのなだらかカーブ側に、二酸化炭素が溜まる「気室」というすき間があるためです。
ここに穴を開けても白身は飛び出さず、二酸化炭素だけが抜けるというわけです。
古いたまごを使ったゆでたまごの方が殻がむきやすい理由は?
ゆでたまごを作る時、新しいたまごを使うより、古いたまごを使ったほうがむきやすい。そんなふうに思ったことはありませんか?
実はたまごのむきやすさは、殻の内側にある膜と白身の結びつきの強さで決まるのだそう。
たまごの殻には、小さな穴がたくさんあいていて、時間がたつにつれて内部の二酸化炭素が抜けていきます。PHが高く(アルカリ性が強く)なると、膜と加熱した白身の癒着が弱くなり、むきやすくなるのだそうです。
逆に、二酸化炭素が抜けていない新しいたまごは、膜と加熱した白身の癒着が強いため、むきにくいということなんですね。
コレを使ってもうまくいかないことも だからこのポイントもおさえておこう
たまごのプッチン穴開け器を使ったからといって、100%きれいにむけるというわけではないようです。
商品レビューを見てみると、ダメだった、という声も。
私も試してみたら100%ではありませんでした。
特に新しいたまごに関しては残念な場合も出てくるみたい。
なので、可能な限り、「つるんむき」を実現させるために、下記のポイントを同時におさえておくことをお勧めします。
ゆであがったあとの冷却を徹底的に
急速に冷やすと卵の白身が少し縮まります。殻にはごく小さな穴がたくさんあいているので、その縮んだ部分(殻と薄皮の間)へと水が入っていきます。
これと、最初に卵にあけた穴との相乗効果でさらに殻がむきやすくなるのだとか。
なので、こんなふうに徹底的にやると、「つるんむき」への成功率がアップします。
- 最初は流水で一気に冷やす。(くみおきの水だと熱で水がぬるくなりたまごの温度がなかなか下がりきらないため)
- あら熱が取れたら水に入れ冷やす。(氷や保冷剤を入れるといいです)
- 15分程度はつけておく。(理想は30分くらい)
それまで私も、「ゆであがったたまごを水で冷やす」という事をやってはいたのですが、ここまではやっていませんでした。
あやういと思ったら流水の中でむいてみる
殻をむくときに、なんだかちょっとあやういな・・と思ったら、たまごの薄皮と白身の間にちょろちょろと流水を流し込みながら殻をむいていくとむきやすくなります。
溜めた水に漬けながらむいてもOKです。
今回のプチ実験の詳細情報
ここから先は備忘録として書いています。興味ない方はどうぞ飛ばしてください(_ _)
※「○日目に茹でたたまご」の意味は、たまごのパックに記載されている「パック日」から何日目に茹でたかを記載しています。
今回の成功率は91.6%でした
穴をあけてから茹でたたまごの数は12コ。内11コがきれいにむけました。
むけなかった1コは、2日目のたまごでした。
下記にパック詰めをしてから何日目のたまごだったのか? と、成功数/試した数を記載します。
- 2日目のたまご 4/5
- 3日目のたまご 3/3
- 5日目のたまご 3/3
- 9日目のたまご 1/1
ちなみに、穴をあけずに茹でてみたたまごの数は7コ。内4コがきれいにむけました。
むけなかった3コは、2日目のたまご2コと、5日目のたまご1コでした。
今回プチ実験をやって感じたこと
そもそも試した数が微々たるものなので、大きなことは言えないのですが感じたことをまとめてみます。
- 穴をあけてから茹でた方がきれいにむけるというのは本当だった。
- 2日目のたまごは、きれいにむけはしたが、水を流しながらこまかくむく必要があったので3日目、5日目に比べて慎重さを要し時間がかかった。(ただしこれは、かなりの半熟状態であったせいかもしれない。)
- 穴をあけなくても案外きれいにむけた。これは、冷却をしっかりやったためと思われる。(今まで私は適当にしか冷やしていなかった。)
- 水からたまごを入れて茹でたときと、沸騰してからたまごを入れて茹でたときのむきやすさの差は今回はあまり感じなかった。
- 半熟よりも、堅めに茹でたたまごの方が断然むきやすい。
- やはり古いたまごは、穴をあけてもあけなくてもむきやすい。
殻をむいたあとのゆでたまごの様子
きれいか、そうでないかは、言葉では表現しにくいので写真でお見せしますね。
<パック日から2日目の茹でたたまご>
写真左皿は、穴をあけずに茹でたたまご。 右皿は穴をあけてから茹でたたまご。
茹で方と茹で時間・冷蔵庫から出してすぐのたまごを沸騰したお湯に入れて6分半。
<備考>半熟にしてみようとしてゆで時間を短くしてみたら、半熟すぎてしまい、白身がまだやわらかな状態だった。
15分冷やした後に、まずむきはじめのが、穴をあけていた方のたまご。
殻はむけたが白身のかたまり方が不安定で、2コが黄身の重みで裂けてしまった。
でも、殻をむいたことによる損傷はなかったので、きれいにむけたとカウント。
<パック日から9日目と、3日目の茹でたたまご> ※一緒に茹でた
写真左から9日目穴あけ、9日目穴なし、3日目穴あけ×3コ、
茹で方と茹で時間・冷蔵庫から出してすぐのたまごを沸騰したお湯に入れて7分。
<備考>私が目指すのは、殻をこまかくしながらむくのでなく、大きくパカッと剥けること。こちらの写真の右側のむけ方が理想的だった。茹でている最中にひびが割れてきたたまごだった。
<パック日から5日目に茹でたたまご>
写真左から穴をあけたたまご3コ、 穴をあけないたまご3コ
茹で方と茹で時間・冷蔵庫から出してすぐのたまごを水から入れ、沸騰してから7分。
<備考>穴をあけないたまご2コのへこむ場所が、気室があるなだらかなカーブのところではなく、側面がへこんでいるのが面白い。
めんつゆにつけ込むだけ ゆでたまごのおつまみ
ゆでたまごだらけになってしまいました(^0^;) 2日目のたまごはおつまみにします。
袋にめんつゆに輪切りの赤唐辛子を適当に入れて、そこにゆで卵を入れておきます。
空気を抜いてなるべくつけ汁がゆで卵にまわるようにします。
おつまみにするには半熟すぎましたー(>o<)。茹で時間、もうちょい伸ばします。
むすび
穴をあけなくても、ゆで卵は作れます。
運がよければ、新鮮たまごでもきれいにむけることがあることもわかりました。
でも、やっぱりうまくむけず、ボロボロになってしまったゆでたまごと出会う率はできるだけ低くしたいですよね。
あのストレスが、ぐぐっと減らせるならば、この「たまごのプッチン穴あけ器」は、使ってみてもいいんじゃないかなと思います。
今回の検証は、2人暮らしで食べきれる範囲内での個数で、条件もきちっと揃えたわけではなかったので、正確なデータから導き出されたとはいえません。
でもまぁ、私的には、なかなか効力を発揮するツールであるなぁ、と勝手に認定。
これからも使用決定のツールとなりました(^.^)
長々とおつきあいいただき、ありがとうございました!
100均のエッグカッターもとっても重宝しますよ。こちらの記事をどうぞ♪
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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