こんにちは。ぼんやりスズメです。
先日、実家に電話をしたら、ちょうど3回目のワクチン接種券が届いたところでした。
接種日時の予約は、両親のかわりに私がWEBですることになっています。
いつになるのか気にはしていましたが、思っていた以上に早く驚きました。
3回目ともなると、手順や心構えなど、ある程度慣れてくるのかな?と思っていたら、そうでもありませんで・・・。
今回は、予約前後に迷ったこと、感じたことなどを備忘録として書き留めてみました。
80代の母と50代娘とのやりとりにすぎませんが、何かの参考になったら嬉しいです。
3回目接種にむけて千々に乱れる母の気持ち
両親は、1.2回目ともに市が設けた集団会場で接種をしました。
ワクチンはファイザーでした。
会場の雰囲気や流れもわかった。
ありがたいことに接種後にひどい副作用に悩むこともなかった。
なので母は、もしも3回目の接種が必要となった時には、「また同じような感じでやれたらいいね」なんて言ってました。
ところが、本当に3回目の実施が決まり、いざ接種券が送られてきて、同封されていた接種会場の詳細を見ると・・。
今回は、集団会場で使用するワクチンはモデルナになることがわかりました。
新しい戸惑いが発生です。
「1回目と2回目に打ったワクチンと違うワクチンになるんだって。
違うものを打っても大丈夫かねぇ・・・。」
「大丈夫らしいよ。それに、モデルナは量が半分になるんだって。発熱とかの症状が少ないってテレビでいってたよ。でも、どうなんだろうね」
「モデルナは初めて打つから、どんな反応が出るかわからないもんね。もうあとは、イチかバチだね。」
「イチかバチかって、なんだかすごい言い方だけど。まぁ、確かにそうだよね。
どうなるかは私にもわからないよ」
「●●さんは打たないって。あんなの打ったって仕方ないんだって言ってるよ。
打っていいんもんかね。どうだろうね。」
そもそも論になってしまいました・・・(^0^;)。
順番がきたら私も接種しようと思っています。
でも私だって何が正しいかわかりません。
だけどとりあえず、私の知る限りの情報を伝えてみます。
母も、テレビや新聞で情報を集めていますので、だいたいのことは把握していました。
最後の最後には、接種することを選ぶことになるのでしょうが、つい湧き出る不安な気持ちを、とりあえず私にぶつけてみるという感じのようです。
(接種しなければしなかったで、不安がるタイプだと思いますし。)
ふたりで「どうなんだろうねぇ・・」と言い合ってばかりでしたが・・・。
最終的に母は、私に予約するよう依頼しました。
「集団会場でいいよ。悪いけど頼むね。」
とのこと。
接種可能なクリニックを探してみました。
電話を切った後に、両親の住む市のホームページを調べてみると、既に予約ができる体制になっていました。
母が言ってたとおり、今回は、集団会場で接種の場合はモデルナ使用。
クリニックでの接種だとファイザー使用ということになっているようです。
「集団会場でいいよ」とは言われたものの、念のため両親が接種できそうなクリニックがないか探してみると・・・・。
接種会場となるクリニックの数は1回目、2回目の時と比べ、少なくなった様子。
少ない上に、「かかりつけの方のみ」としているところがほとんど。
ちなみに、母の場合、何かあった時にはお世話になるクリニックはあります。
(そのクリニックは接種会場になっています。)
でも、母は定期的に通院しているというわけではありませんので、そうした場合はかかりつけの患者としてみなされない、と前回までのワクチン接種の際に学びました。
なので「かかりつけの方のみ」という条件にしていないクリニックを探してみました。
結果、1箇所だけ、Aクリニックというところが見つかりました。
住所を見ると近所とまではいえませんが徒歩でも行けそうです。
ただ、クリニックについて調べてもなんの情報も見つからないのが気になります。
クリニックじたいが発信している情報もありません。
そこを訪れた方からの口コミなども見つかりません。
もちろん、情報発信をしていないからといって、問題があるわけではありません。
ただ、私自身のことなら、未知なるクリニックでも「新規開拓だ!」と思って行ってしまいますが、高齢の両親を行かせるとなると、なにかと不安な気持ちになります。
情報のないクリニック(でも母が安心するファイザーを使う)にするか。
慣れている会場(でも母が心配しているモデルナを使う)にするか。
どちらも、今ならまだ空きがあります。
でも早く予約を入れないと埋まってしまうのでは?
気が焦ります。うーん・・・・。
大げさですが、両親の運命が私の手にかかっているような気分になってきます(^0^;)
悩んだ末、結局、集団会場に予約を入れました。
電車は使いますが、会場までの道が平坦であること。
もし突発的なことが起きても、助けてくれる方の人数が多そうなこと。
なんといっても慣れた会場であること。
モデルナではありますが、ここはそういったメリットの方をとりました。
揺らぐ母の気持ちを落ち着かせたのは同世代の友人の言葉
そんなやりとりの数日後、実家に立ち寄りました。
感染数が急拡大していることもあり、家の中には入らず玄関口での立ち話です。
そこでも3回目のワクチン接種の話が出ました。
「この間、Kさんが久しぶりに電話をくれてね。Kさんも集団会場で接種するんだって」
「お元気だった?」
「まあ、お互い、あっちこっちガタがきているって話をしたよ。」
「集団会場でやるってことは、Kさんも今回、初めてのモデルナってことだね。なんか言ってた?」
「打つの怖くないの?と聞いてみたら、もう、この歳だからどうなっても仕方ない。
それよりも、打たないことで、あとに続く人たちにうつすようなことにならないために打つんだって。Kさん、そういう考え方をするんだね。」
「そうなんだ」
「まぁ、だから私も覚悟を決めて打ってくるよ」
最後はキッパリと言い切りました。
ちょっと驚きました。
ワクチン接種するか、しないか という話をする中で、自分の身を守るためと同時に、周囲にもうつしたくないし。というような話は、私もしていたと思います。
でも「自分はどうなってもいいけど、あとに続くひとたちに」という気持ちをもっては言えません。
同じ世代でしか通じ合えないことがあるんだなと思いました。
(かといって、もちろん、どうなってもよくはないですよ。)
接種するしないの話は置いといたとしても、やはり同年代の友人との雑談は大切なことなのかもしれませんね。今回母の様子を見て感じました。
今回のことで感じたこと
WEBでの予約申込み これまでに比べるとずいぶんスムーズでした
これは両親の住む市での話ですが、今回気づいた点としては、
- WEBだと、24時間体制で申込み予約ができるシステムになっていた。※確か、1,2回目は予約できる時間帯が決まっていたように思います。
- インターネット予約の操作方法がわからないなど、自身での予約の難しい場合のためのフォロー体制が、より確立されていた。※例えば、複数の行政センターに予約相談窓口が設けられていたり、街なかのスマホのショップや、スーパーのサービスカウンターなどにサポート窓口が設置されていて、自身のスマホを持参すれば予約操作を代わりにしてくれるというサービスもありました。
担当の方々が様々なケースを考えながら尽力してくださっている様子を垣間みることができました。頭が下がります。
両親のワクチン接種予約を手助けすることで、私自身も学ばせてもらったこと
たくさんの情報が飛び交い、色々な考えがあり、その中で自分で決める。
難しいことだよなぁ・・としみじみ思います。
でも、そんな世の中にどんどんなっていくようにも感じます。
今はまだ、両親を手助けしているつもりですが、自分だって日々歳を重ねています。
色々とついていけないことも増えてくるでしょう。
- 情報を集める術をもつ努力をしよう
- 相談できる友人・知人とのつきあいを大切にしよう
- 健康な時にこそ、自分に合いそうな医院やクリニックを探しておこう
せめて、この3つのことは、今から心がけながら暮らしていこう、と強く思いました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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